2025年06月08日(日) 18:00
函館で行われた過去4年(24、23、22、20年)においては、連対馬8頭のうち6頭が4角3番手以内と先行有利。23年はキミワクイーンとジュビリーヘッド、ロードカナロア産駒のワンツーで、ロードカナロア産駒はこの4年[3-2-0-8]で毎年連対している。ロードカナロアの母父はストームキャットだが、24年3着ビッグシーザーの母はストームキャット3×3で、22年1着ナムラクレアの母父や19年2着アスターペガサスの父父もストームキャットだ。取り上げたなかでストームキャットの血を引くのはジューンブレアとナムラクレア。(解説:望田潤)
インビンシブルパパ
ドラール賞(仏G2・芝1800m)のフラクショナルやクロエ賞(仏G3・芝1800m)のニードルクラフトの甥でファインニードルのイトコ。母母シャープポイントはフィーニクスS(愛G1・芝6F)2着。父シャラーはインヴィンシブルスピリット産駒でミドルパークS(英G1・芝6F)に勝った。ファインニードルのイトコで、父はダンジグ3×3とクリス=ダイイイス3×3をもつスプリンター。ここは初芝になるが、前走もスタート後の芝ダッシュが光ったし、血統的にも楽しみのほうが大きい。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
ジューンブレア
ミドルパークS(英G1・芝6F)のダッチアートやブランドフォードS(愛G2・芝10F)のアップの甥で、レイクプラシドS(米G2・芝8.5F)のアスプレイやフィーニクスS(愛G1・芝6F)2着コングラチュレーションのイトコ。父アメリカンファラオは北米三冠馬でカフェファラオやダノンファラオの父。牝系の影響が強い短距離体型と曲飛で、短距離ではまだ底を見せていない。ここでもスピードは通用しそうだ。アメリカンファラオ産駒だから揉まれず先行で力を発揮。
距離◎ スピード◎ 底力◎ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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