2025年06月09日(月) 18:00
安田記念を制したジャンタルマンタル(撮影:下野雄規)
予測された通りあまり流れは速くならず、前後半の半マイルは「46秒7-46秒0」。前半1000m通過は「58秒4」。当日の3歳上1勝クラスが「58秒6」なので、かなり遅いペース。勝ちタイムの1分32秒7は、この10年間で9番目に遅い時計となった。
それも関係して、2着馬に1馬身半(0秒2)の差をつけて快勝したジャンタルマンタル(父パレスマリス)は別に、2着から15着馬までが「1秒0」差以内に入線する大接戦の結果だった。後半800mが前半より0秒7も速い決着になったため、レース運び(脚質)に注文のつく差し馬勢は総じて上位入線は苦しいレースだった。
といっても、強力な先行馬がいなければ東京だからこそ時おり生じるレース展開であり、レースレベルが低かったということではない。1996年に創設されたNHKマイルCの勝ち馬は・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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