【宝塚記念予想】若い馬の活躍が目立つ宝塚記念

2025年06月10日(火) 12:00

そんな中、今年は6歳以上の馬が8頭登録

 最近の宝塚記念は若い馬での決着が多い。昨年は5、4、4歳、一昨年は4、5、4歳が1〜3着といった具合で、好走馬に占める5歳以下馬の割合が高く、6歳以上の馬が馬券に絡むことが少なくなっている。

 過去10年でいうと6歳馬が[0-3-0-23]、7歳以上馬は[0-1-0-27]となっている。このうち7歳以上馬の2着は18年2着の香港馬ワーザーなのだが、同馬はニュージーランドで誕生・デビューした馬で、誕生日は10月2日。満7歳になるより4カ月前だったし、南半球表記だとまだ6歳だった。日本生まれの7歳馬で宝塚記念の馬券に絡んだのは06年のナリタセンチュリー(2着)・バランスオブゲーム(3着)が最後で、もう20年近く前のことになる。

 ワーザーは・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す