アプリ限定 2025年06月11日(水) 12:00
こちらのコラムでは、俺プロ出身のバフンウニ氏が当週の重賞注目馬についての見解、さらに平場予想でも使える馬券テクニックを紹介。特別登録時点での独自指数も併せて公開します。
今週バフンウニ氏が注目したのは、阪神競馬場で行われる宝塚記念(GI)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
宝塚記念が行われる阪神芝2200Mコースは、スタートから1コーナーまでの距離が500M以上あり、GIが行われるスタンド前発走のコースの中では最も長い。基本的な傾向として、最初のコーナーを迎えた時点で先行争いが落ち着くため、最初のコーナーまでの距離が長いコースではレース序盤のラップが緩みにくくなる。
そういったコース形態の影響から、宝塚記念は2000M以上のGIの中では最も序盤のラップタイムが速くなりやすく、逆に上り時計はかかりやすい傾向がある。そのため、楽に先行した馬が展開に恵まれて粘りこむといった結果にはなりにくく、消耗戦にも対応できるスタミナの裏付けがある実力馬を狙っていきたい。
2000年から2024年までの間、6月最終週に行われていた宝塚記念だが、その25回の内9回が良馬場以外で行われた。これは同期間の他のGIと比較しても、高松宮記念と並んで最も多かった。
今年からは暑熱や梅雨の影響等を考慮して、昨年までよりも開催時期が2週間早まった。6月下旬と比べると6月中旬の方が降水量は少なく、平均気温も2℃ほど低くなるので、一定の効果はありそう。とはいえ関西地方の梅雨入りは避けられなさそうなだけに、週末の天気は注視したいところ。
雨の影響を受けやすくなるこれからの時期に覚えておきたいのが、馬体重と馬場状態との関係性。馬体重500kg以上の大型馬の芝での馬場状態別成績を見ると、馬場が悪化したときにパフォーマンスを落としていることが分かる。これは地面からの反発力が低下したり滑りやすくなることによって、大型馬の武器であるストライドが削られるからではないかと考えている。他にも蹄の形や気性など様々な要素によって重馬場の巧拙が左右されるが、比較的簡単に見分ける方法として馬体重を意識しておきたい。
また、前走、渋った馬場で力を出せなかった大型馬の、良馬場での巻き返しにも注目したい。前走芝の稍重〜不良で馬券圏外⇒今回良馬場のパターンでは、それだけで回収率がプラスになるレベル。出現頻度が上がるのは梅雨明け後になるが、この傾向も覚えておきたい。
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