【宝塚記念予想】2週前倒しで行われることで生じる変化に要注意

2025年06月12日(木) 12:00

施行時期による傾向の違いを徹底比較

 最近のGIでは過去傾向データの中でもインパクトのあるものがオッズに反映されていると感じられます。しかしながら、過去データは5年・10年などの区切りで紹介されるケースが多く、場合によっては先週の安田記念のように、イレギュラーな事態による傾向の変化が見落とされていることも。

 今年の宝塚記念は例年のスケジュールより2週分早く組まれており「3回阪神4日目」という設定。近年は「3回阪神8日目」で行われることが多かったので、今回は2つの日程におけるデータを比較しながら検討します。なお、「3回阪神4日目」を10回分遡ると2022年、21年、10年、09年、08年、07年、05年、04年、03年、02年。この間に「3回阪神8日目」も10回行われているのでその分を採用し、比較します。

 宝塚記念の過去10年データで毎年のように強調されているのを見るのが枠順別成績における8枠の活躍。

メシ馬

 しかし、「3回阪神4日目」に限ってみると、・・・

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メシ馬

1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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