2025年06月15日(日) 18:00
今年からサマーマイルシリーズ初戦として新設されたGIIIレース。舞台は阪神芝外1600、3歳以上の別定戦。前身というべきL米子Sの結果(2020-2023年)を概観すると、23年は1着メイショウシンタケは父ワールドエース、2着ラインベックと3着グレイイングリーンは父ディープインパクトと、父ディープインパクト系が1-3着を占めた。20年もディープインパクト産駒スマイルカナが勝ってディープブリランテ産駒ミッキーブリランテが3着だから、良馬場だとディープインパクト系が強いという認識でいいか。いっぽう重馬場だった21年はStorm Catの血を引く馬が1-3着を占めている。(解説:望田潤)
シヴァース
シュヴァルグランやヴィルシーナの甥で、ブラヴァスのイトコで、セラフィックコールやサンライズアースも近親。母ヴィブロスは秋華賞とドバイターフの勝ち馬。ディヴィーナとは父が同じで母が全姉妹だから同血の間柄となる。モーリス×ディープインパクトはジェラルディーナと同じ。細身で脚長で体質的には母が強く、モーリス産駒だがマイラーというよりは1800質の馬に見える。マイル戦だと夢洲Sのような後傾ラップ(47.0-45.3)が合うタイプだ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ダンツエラン
近親にBCスプリントのコナゴールドが出る牝系で、母ミスチヴァスミスティは北米3勝。母父Into MischiefはStorm Cat系の名種牡馬で北米リーディングサイアー。チカッパの母父でもある。父ロードカナロアはアーモンドアイ、サートゥルナーリア、ベラジオオペラなどの父で、今年もキズナとリーディングサイアーを争っている。Storm Cat3×5×4で北米スピード血脈が強いが、ベストコースは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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