2025年06月15日(日) 18:00
エリザベス女王杯のステップとして10月に行われていたGII別定戦だが、今年から6月に移行しGIIIハンデ戦に。これまでとは傾向がガラリ変わるかも。24年はブレイディヴェーグとシンティレーション、ロードカナロア産駒のワンツーで、3着はルーラーシップ産駒のマスクトディーヴァ。22年はイズジョーノキセキが勝ってソダシが2着と母父キングカメハメハのワンツー。最近はキングカメハメハの孫が強い。また24年1着ブレイディヴェーグと2着シンティレーション、23年1着ディヴィーナはリヴァーマンの血を引く点が共通。ご存じのとおりリヴァーマンは牝馬に斬れ味をよく伝える血だ。(解説:望田潤)
カナテープ
スカイロケットの半姉で、オータムレッドの叔母で、ベストアプローチのイトコ。母ティッカーテープはQエリザベス二世チャレンジカップS(米G1・芝9F)勝ち馬。そこにロードカナロアで、本馬はストームキャットの3/4同血クロス3×4など父母相似配合になっている。どちらかといえば母似で、マイル戦は[0-2-1-1]と少し詰めが甘く、戦績どおり大箱1800が最も斬れそうなタイプだ。スローの上がりのケイバのほうが差しやすいだろう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
セキトバイースト
ジョバンニの半姉でマテンロウアレスやアスタービーナスの半妹。母ベアフットレディはネルグウィンS(英G3・芝7F)勝ち馬。母父フットステップスインザサンドは英2000ギニー馬。父デクラレーションオブウォーはトップナイフ、タマモブラックタイ、セットアップなどを輩出。母系にオリオールの血が入るので理想は単騎逃げだが、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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