【府中牝馬S予想】牝馬限定ハンデGIII組における前走条件戦組

2025年06月17日(火) 12:00

前走データに特殊なデータも

 府中牝馬Sは、全く違う条件に変わり、今年からこの時期のハンデGIIIとなった。さっそく前走条件戦の馬も登録してきているが、過去の牝馬限定・ハンデGIIIにおいて前走条件戦組がどの程度走ってきたかを整理しておきたいと思う。

 2015年以降に行われた牝馬限定のハンデGIIIは39レース。愛知杯はもちろんハンデ戦だった時期のみを対象としている。

 その39レースにおける前走2勝クラス組は[1-4-2-27]で複勝率20.6%。前走3勝クラス組は[13-11-6-105]で22.2%。前走重賞組が[20-19-26-267]で複勝率19.6%なので、むしろ少し高いくらいである。煮詰まった前走重賞組より勢いのある前走条件戦組のほうが良いということになる。

 前走2勝クラス組はさすがに・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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