2025年06月16日(月) 18:00
宝塚記念を制したメイショウタバル(c)netkeiba
勝った4歳牡馬メイショウタバル(父ゴールドシップ)は心身ともに成長し、確実に強くなっていた。もうムキになって折り合いを欠いたりはしない。3歳時はゴロンと映った身体が、馬体重の変化はなくてもずっとシャープになっていた。
そこにベテラン武豊騎手の、正確無比のペース判断が重なり、大接戦と思われた結果は「3馬身」差の圧勝劇となった。ムリなく主導権を握った武豊騎手とメイショウタバルの作った2200mの中身は、前半1000m通過「59秒1」。理想のマイペースに近い。
さらにそこからの1000mがまさに絶妙。「12秒2-11秒9ー11秒9-11秒8ー11秒7→」=「59秒5」。少しずつ加速したラップなので、差を詰め並びかけたい後続は、簡単にはピッチの上がらない稍重の芝も重なって、息の入らない苦しい追走になってしまった。メイショウタバルの2000m通過は「1分58秒6」になる。
途中でペースを落としていないから・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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