アプリ限定 2025年06月19日(木) 18:00
こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。
今週YUTA氏が注目したのは、阪神競馬場で行われるしらさぎステークス(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
まずはコースの特徴について。
阪神芝1600mは向正面半ばからのスタートで、最初のコーナーである3角までの距離が長めなので、前半3Fはある程度ペースが上がりやすいが、コーナーに当たる中盤の2Fで一旦息が入ることが多く、ラスト3Fで再び加速して直線勝負となり、瞬発力が問われやすいコースとなっている。
次にレース傾向について。
しらさぎSは今年から新設された重賞ということもあり、過去の傾向などを参考にしづらいところがあるので、ここではしらさぎSが今後どういったレースになっていきそうかについて述べていきたい。
まず、しらさぎSの前身である米子Sと比較してみると、上の表を見ても分かるように、リステッドからGIIIに格上げされたことに伴い、負担重量の決め方が賞金別定からグレード別定に変わった。
これにより、賞金別定では斤量が重くなり過ぎてしまう実績馬が出走しやすくなり、米子Sの時よりもメンバーレベルが高くなる可能性が想定される。
ただ、2週前にはマイルのGIである安田記念があるので、一線級のマイラーが多数参戦して急激にメンバーレベルが上がったりするようなことはなさそう。とはいえ、今年のチェルヴィニアやレーベンスティールのように中距離の実力馬がマイルを試すために使ってくることは十分に考えられるので、昇級馬など実績の少ない馬が好走するのは米子Sよりも難しくなりそうだ。
そこで狙い目となってきそうなのは、近走で重賞好走やオープン・リステッドの勝利はあるが、重賞は勝ったことがない馬。これらは近走の実績が上位でありながら斤量の上乗せがないという点で恵まれているので、該当馬は注意が必要な存在となるだろう。
また、馬場についても考えてみると、今週からBコースに替わるということで、先行馬や内を立ち回る馬に有利に働きそうであり、好天が続いて高速馬場になれば尚更その可能性が高い。勿論、当日の馬場は確認した方が良いが、ぜひ頭の中に留めておきたい。
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YUTA
2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。
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