【府中牝馬S予想】重賞未勝利でも能力は侮れず 波乱含みのハンデ戦に挑むセキトバイーストの可能性

2025年06月21日(土) 18:00

連勝馬券は手広くいきたい

 知られるように10月のGII別定戦だった「府中牝馬S」は、11月のGIエリザベス女王杯の格好のステップだったが、今年からGIIIマーメイドS(6月の阪神2000mのハンデ戦)を受け継ぐ形になり、前半戦最後の6月に移った。

 従来の府中牝馬SはGIIらしいハイレベル。大波乱は少なかったが、過去10年のマーメイドSは、3着以内馬30頭中の18頭までが5番人気以下の伏兵によって占められる波乱必至のハンデ戦だった。

 その傾向を受け継ぐことになる府中牝馬Sは、難解な結果続出の「牝馬のハンデ戦」になる可能性大。従来の府中牝馬Sとは大きく異なる。今年、いきなり54キロ以下の軽量馬が10頭もいる組み合わせになった。

 当然、軽ハンデの伏兵を探すことになるが、ごまかしの利かない東京の1800m。逆にさして人気にならない重いハンデの4歳セキトバイースト(父デクラレーションオブウォー、ダンジグの孫世代のG1・2勝馬)から入りたい。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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