2025年06月23日(月) 18:00
府中牝馬Sを制したセキトバイースト(撮影:下野雄規)
荒れるハンデ戦「GIII・マーメイドS2000m」を引き継ぐ形になった6月の「府中牝馬S」は、当然のようにハンデ54キロ以下の軽ハンデ馬が上位4番人気までを占めた。
レースの流れは、東京の1800mとあって前後半の半マイル「47秒2-(11秒7)-47秒1」。予測された通り典型的な平均ペースに落ち着き、前半1000m通過は「58秒9」。少しも厳しい流れではなく各馬ともに余力はあるように映ったが、最後の直線に強い向かい風が待っていた。そのためこのペースなのにレース上がりは「35秒4」。
この展開なら軽ハンデ馬は33秒台後半か、34秒前半で伸びても不思議はないが、最速の上がりは最後方から差を詰めたウインエーデル(父リオンディーズ)の34秒6にとどまり、フルに切れ味を発揮できた軽ハンデ馬は出現しなかった。
勝った5番人気のセキトバイースト(父デクラレーションオブウォー)は・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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