アプリ限定 2025年07月02日(水) 12:00
こちらのコラムでは、俺プロ出身の奇才・のれん氏が当週の重賞注目馬を公開。ただ強いというだけでなく、馬券で期待値がとれそうな「妙味ある馬」を紹介していただきます。
今週のれん氏が注目したのは、小倉競馬場で行われる北九州記念(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
一昨年まで8月の後半に行われていた北九州記念だが、昨年から小倉と中京の開催順が入れ替わった関係でもともとCBC賞が開催されていたこの時期に移ってきた。
近年は京都競馬場の改修の影響で開催の入れ替わりも多く、2021、22年のCBC賞もこの小倉芝1200mで行われたが、その2年は共に連続で逃げ切りによってレコードタイムが記録された。昨年は雨の影響などもあってそこまでの時計は出なかったものの、それでも勝ち馬は逃げて勝利。それ以外の好走馬も6分の2が初角3番手以内と、開幕週らしく先行馬の活躍が目立っていた。
今年からは開幕が一週繰り上がったことで4日目の開催となった。例年通りなら梅雨真っ只中で雨の影響を受けやすい時期ではあるが、今年は早々に梅雨が明けて天気予報を見ても雨の影響を受ける可能性は高くなさそう。
そうなると時計も速い状態が維持されるだろうし当然先行馬を狙いたくなるところ。その中でも内枠に入った馬が光って見えるが、やはり近年特に重賞では枠順も大きく人気を左右するファクターになっていて、下の表を見ても前走で先行している馬は内枠に入ると人気して外枠に入ると人気しない。好走自体がここまで外枠に偏っているのは偶然に近いだろうが、やはり開幕間もない馬場の内枠先行のような分かりやすいものは過剰に売れてしまう。
とはいえ1200mという短い距離で馬場も良いとなると物理的に内を走る事が有利には違いないので、前走で先行していない馬の成績は枠の分で人気しても内枠の馬が優勢
さらに人気薄だとその傾向は顕著になり、平均オッズが内枠と外枠で変わらない辺りを見ても、枠が良くてもいくらなんでも力が足りないのではと思ってしまうような馬が枠の恩恵を受けて滑り込んでいるというのが読み取れる。
つまりは基本的に目の前のレースを当てたいというマインドが購入者の多くを占めるので、わかりやすい属性はどうしても今の時代人気するのは不可避。先行馬『だけど』外枠に入ってしまった馬、内枠『だけど』能力が足りなさそうな馬といった、一見して買いにくく思わせる要素があるタイプを狙うべきというのが結論になる。
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のれん
人気落ちを狙い、買い時を逃さない俺プロ出身の人気予想家。本格的に競馬予想を始めてから僅か3年で年間回収率115%を達成し、2021年11月にウマい馬券でデビューを果たした。馬場や枠順はもちろん、血統・馬体・走法などから見る適性も重要視しており、その実力には現在活躍中のプロ予想家たちも絶賛している。
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