2025年07月06日(日) 18:00
福島2000のハンデ重賞で、今年から開催が4日目から6日目に以降。良馬場だとディープの血が強いレースで、24年はレッドラディエンス(父ディープインパクト)が勝ち、23年はセイウンハーデス(父シルバーステート)が勝ちククナ(母父ディープインパクト)が2着。22年は1着エヒト、2着ヒートオンビート、3着アンティシペイトと母父ディープインパクトが1〜3着を占めた。ただし取り上げた中にディープインパクトの血を引くものはいない。いっぽう馬場が渋った21年と20年は、馬券に絡んだ6頭のうち5頭が父キングマンボ系(キングズベスト×2、ローズキングダム、キングカメハメハ、ルーラーシップ)だった。(解説:望田潤)
コスモフリーゲン
マイネルラフレシアやマイネルニコラスの半弟で、母フライングメリッサはJRA3勝(芝1800〜2000)。牝祖バブルウイングスの子孫にショウナンアチーヴやショウナンパントルがいる。父スクリーンヒーローはグラスワンダーの代表産駒でモーリス、ゴールドアクター、ウインマリリンなどを輩出。母方はスタミナ豊富で、先行しぶといので通算[4-2-1-1]と崩れない。2000の重賞で先行できるかどうかがカギで、欲を言えば距離はもう1Fほしいか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
シリウスコルト
サイモンコーラルの半弟。牝祖レディジョアンはアラバマS(米G1・ダ10F)勝ち馬で、子孫にアヴァンセやシールドヴォルトがいる。プリークネスSのシャックルフォードなども同牝系。父マクフィは英2000ギニー馬でメイクビリーヴやヴァルツァーシャルなどの父。サーアイヴァーとティズナウのニックスが効いていて、マクフィ産駒にしてはしなやかなストライドで走る。充実一途の2連勝で、ここも上がりがかかるようならしぶとさ発揮。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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