【北九州記念予想】牝馬が圧倒的に強い傾向 例年の高速決着とは違う?

2025年07月05日(土) 18:00

軽ハンデ牝馬アブキールベイに期待

 暑い夏の「北九州記念」の最大の特徴は、速い時計決着のハンデ戦らしく「牝馬」の快走が数ある重賞の中でも圧倒的に多いこと。近年はとくにその傾向が強い。過去10年、馬券に絡んだ全30頭中の18頭(60%)を牝馬が占めている。

 10年間で6頭の勝ち馬がいて、牝馬が2頭以上馬券圏内に台頭したことが7回もある。牝馬が必ず馬券に絡む形はもう19年間も連続している。

 良馬場なら1分06秒台も珍しくない高速決着も特徴だが、1週目の今年の小倉コースは、良馬場でもあまり速くなかった。今年は高速決着ではない可能性がある。

 芝1200m[3-1-0-2]の軽ハンデ馬、53キロの牝馬アブキールベイ(父ファインニードル)に期待したい。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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