北九州記念を制したヤマニンアルリフラ(c)netkeiba

　今週は北九州記念！

　サマースプリントシリーズでは再度お世話になる馬もいるかも?!

　早速回顧していきます！

2025年7月6日 北九州記念

舞台：小倉 芝1,200m
勝ち時計：1:07.8
レースラップ：11.6 - 10.2 - 10.7 - 11.4 - 11.8 - 12.1
ペース：Hペース(32.5秒 – 35.3秒)
風向き：2→1コーナーへの風(影響軽微)
脚質：やや差し有利
馬場：フラット

【レースポイント】

1.Aコース2週目で早くも内有利の馬場が消失
2.Hペースの前崩れで差し馬有利の展開
3.不利受けた馬が多いレースで着順通りの評価は禁物

【レース概要】

　夏の小倉開催は開幕週から極端な内有利ではなく、2週目にして早くもフラットな状態。

　外を回した馬でも好走できる馬場となっており、進路取りによるバイアスはなかった。

　勝ち時計は昨年と0.1秒差ながら、前半600mは32.5秒とかなり速いペース。

　昨年は快足馬ピューロマジックが逃げて32.3秒だったことから、今年もいかに速いペースだったかが分かる。よって脚質的には差し馬有利の流れになった。

　なお、直線では逃げ・先行馬が急激にバテたことで、ごちゃついて不利を受ける馬が続出。

　能力を発揮できなかった馬が多く、反対に上位入線馬は相対的に恵まれた面が大きかった。(※今年のフィリーズレビューに似たレース)

　ゆえに、今年の北九州記念は着順通りに評価するのは禁物。映像回顧から正しい能力判断することが大事なレースとなった。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点：スムーズで恩恵ある
4点：能力通り
3点：やや不利があるも許容
2点：不利による影響あり
1点：完全に参考外

【各馬解説】

1着：ヤマニンアルリフラ　5点
　出たなりで中団の馬群内。道中は距離ロスを最小限にした上、・・・