【七夕賞予想】福島芝1800mと2000mは似て非なるコース

アプリ限定 2025年07月09日(水) 12:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のバフンウニ氏が当週の重賞注目馬についての見解、さらに平場予想でも使える馬券テクニックを紹介。特別登録時点での独自指数も併せて公開します。

今週バフンウニ氏が注目したのは、福島競馬場で行われる七夕賞(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

荒れるハンデ重賞

 今週末に行われるのはサマー2000シリーズの第2戦、七夕賞。過去10年で1番人気が1回しか勝てておらず、2015年には3連単100万馬券、2018年には256万馬券が飛び出すなど、ハンデ戦らしく波乱傾向になっている。

傾向が異なる1800mと2000m

 福島競馬場で重賞が行われるのは、芝1800mと芝2000mの2つのコース。どちらもホームストレッチ発走でコースを1周する点は同じだが、芝1800mコースはスタンド前発走で最初のコーナーまでの距離が約200mしかないのに対して 、芝2000mコースの方はスタート地点が4コーナーのポケットに引き込まれていて、最初のコーナーまで約400mの距離がある。

 基本的な傾向として、最初のコーナーを迎えた時点で先行争いが落ち着くため、最初のコーナーまでの距離が短いコースでは先行争いが早めに決着し、先行した馬にとって楽な展開になりやすい。それに対して最初の直線が長いコースでは、先行争いが長引くことによってそれに参加した馬たちが消耗しやすくなる。

 昨年の七夕賞でも、折り合いを欠いた馬の影響が大きかったとはいえ600m通過33.6秒のハイラップを記録。先行馬が崩れて差しが決まる展開になった。

チクッと突き刺す馬券の急所

 福島芝1800mでは、前走で先行した馬が平均以上の回収率を残していて、差し追い込み馬は苦戦傾向。逆に福島芝2000mコースでは、先行馬よりも差し追い込み馬の回収率が高い傾向にある。このコースで行われる七夕賞でも、近走で差し遅れた馬の巻き返しに期待したい。

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

バフンウニ

独自の期待値指数で人気を博すバフンウニ氏が、高期待値なファクターなどとともに特別登録時点での指数を公開。週末重賞の注目馬を紹介する予想コラム。

関連情報

新着コラム

コラムを探す