【七夕賞予想】同舞台の福島記念とは傾向が大きく異なる

2025年07月10日(木) 12:00

最も象徴的な違いは“枠順別成績”

 端数0.5の付くハンデは損? 得?

 福島では、時期こそ大きく離れているものの、同じ芝2000m・ハンデ戦・GIIIという条件で七夕賞と福島記念が行われています。過去10年の福島記念は4日目が8回、6日目が2回。七夕賞は今年こそ6日目に行われますが、過去10年は全て4日目に行われており、共通点が多い2重賞。

 しかしながら、この2重賞の傾向は大きく異なっています。最も象徴的なのは枠順別成績。福島記念は内枠有利が顕著で、過去10年だと一桁馬番が9勝、中でも1〜3番が6勝とかなり内枠有利で、最も外で勝っているのは10番。なお、福島記念の内枠有利は近年に限らず古くから続く傾向。

メシ馬

 一方で、七夕賞は二桁馬番が4勝を挙げており、15、16番も1勝ずつ。・・・

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メシ馬

1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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