2025年07月14日(月) 18:01
▲“穴男”江田照男騎手がプロレスを予想!(撮影:下野雄規)
このたびnetkeibaでは、新日本プロレスとのコラボが決定! これを記念して、新日本プロレスを語るのに欠かせない歴史と伝統のイベント『G1 CLIMAX 35』を、競馬界きってのプロレス好き・江田照男騎手に、予想していただきました。
幼いころから新日ファンだという江田照男騎手が、『G1 CLIMAX 35』の各ブロックの出場選手を徹底分析! 激戦のブロックを突破し、優勝する選手を競馬界の“穴男”が大予想します。
(取材・構成=馬切もえ)
JRA騎手を代表して“G1予想”に挑むのは、今年でデビュー36年目の大ベテラン・江田照男騎手(53)。天皇賞(秋)(プレクラスニー)やスプリンターズS(ダイタクヤマト)などGI勝ちのほか、最低人気のテンジンショウグンでGII日経賞(1998年)、12番人気のネコパンチでGII日経賞(2012年)を制するなど、高配当を呼ぶ“穴男”として競馬ファンに親しまれている。
そんな江田照男騎手は、知る人ぞ知る新日本プロレスファン。そのルーツは小学生時代に遡るという。
「金曜8時のテレビ中継を夢中になって毎週見ていました。当時はやっぱりアントニオ猪木のファンでしたね。スーパースターでしたから」
その習慣は現在まで続いている。
「今は土曜深夜のワールドプロレスリング。週末は競馬開催なのでライブ視聴はできませんが、録画して後から見てます。最近の注目選手は藤田晃生。若いけど、すごく勢いがありますよね。動きも良くて楽しいです。あとはSANADA。色んなユニットに加入しては、すぐに裏切るのが面白い(笑)」
そんな江田照男騎手のG1予想。まずはAブロックからエントリーしていた後藤洋央紀の負傷欠場に頭を抱えた。
「上半期の活躍は目を見張ったし、今回も1位か2位でブロックを突破すると思っていたので…。残念です」
そこで改めて考えたAブロックの通過順が1位EVIL、2位辻陽太、3位ボルチン・オレッグだ。
「所属ユニット・H.O.Tの力も含めた総合力でやはりEVILがトップ。辻も近年の安定感は目を見張ります。最後は迷ったけどボルチン。TAKESHITAを破ったNEVER戦に、今の充実ぶりを感じました」
Bブロックは1位ザック・セイバーJr. 、2位鷹木信悟、3位KONOSUKE TAKESHITAと読んだ。
「ザックは後藤を破ってIWGP王者に返り咲き。現役最強だし、昨年G1 CLIMAXを優勝したようにトーナメントの勝ち方を知っています。鷹木も経験豊富で老練。うまく体力を温存しながら突破するとみました。あとはTAKESHITA。NEVER王座は陥落したけど、スケールの大きな選手ですよね」
決勝トーナメントは最終的にAブロック1位のEVILとBブロック1位のザック・セイバーJr.が勝ち進む見立てだ。
「勢いに勝るボルチンが鷹木を破ってEVILに挑むも、H.O.Tの悪辣な罠に落ちて敗退。もう片方は辻がTAKESHITAとの激闘を制すも、相性の悪いザックには今回も敵わないのでは?」
決勝戦はザック・セイバーJr.がEVILを下して、昨年に続く連覇を達成すると予想した。
「当初はH.O.Tの介入によりEVILが優勢に試合を進めるでしょうが、TMDKのメンバーも黙ってはいない。もしかしたらH.O.Tの誰かが逆に裏切るかもしれません。両軍入り乱れた末に、最終的にはザックとEVILの一騎打ちとなり、ザックがIWGP王者として貫禄勝ち。完璧なチャンピオンとして、下半期の新日本を引っ張っていくのではないでしょうか」
そんなわけで江田照男騎手のG1馬単予想は優勝ザック・セイバーJr. 、準優勝EVILという結論。騎手としての“穴男”ぶりとは対照的に正統派(?)な予想となったが、はたして結果はいかに?
(文中敬称略)
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