2025年07月13日(日) 18:00
小倉で行われた過去5年(19〜23年)の連対馬10頭のうち、エヒト、テーオーシリウス、メールドグラース、ヒンドゥタイムズ、ヒュミドールの5頭がグレイソヴリンの血を引いている。また21年はモズナガレボシとヒュミドール、プリンスリーギフトをもつ馬のワンツーで、20年の勝ち馬アールスターもプリンスリーギフトもち。レトロなナスルーラ血脈が強いレースといえるか。良馬場で1分57秒台の高速決着だと、23年エヒト、22年マリアエレーナ、20年アールスターとイン差しが勝っている。17年タツゴウゲキもイン差しだし、18年トリオンフは4角先頭だった。(解説:望田潤)
ナムラエイハブ
母ナムラアンはJRA5勝(芝1800〜2000)のオープン馬。母母アイリッシュピースはハーツクライの全姉で曾孫にナムラフッカーがいる。オメガハートランドやオメガハートロックも近親。父リアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄でフォーエバーヤング、レーベンスティール、チカッパなどの父。ハーツクライ牝系でリアルスティール×エンパイアメーカーだからパワーとスタミナの中距離馬。距離は1800より2000がいいし、時計や上がりがかかれば出番が。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
ハピ
リトルハピの全兄で、アウトレンジの半兄で、ダノンアイリスの甥で、母母カリフォルニアネクターはサンタイネスS(米G2・ダ7F)勝ち。父キズナはジャスティンミラノやソングラインを出す昨年のリーディングサイアー。見た目はわりと父似だが、ストームキャット3×4らしい脚捌きで、牝系の奥にはアリバイ的なパワーとスタミナも強い。ダートのオープン馬だが、新潟大賞典は稍重で時計がかかりパワーで追い込んできた。高速馬場では苦しいので雨が欲しい。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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