【七夕賞予想】波乱のハンデ重賞 人気馬と伏兵をどう絡めるか

2025年07月12日(土) 18:00

ドゥラドーレスの重賞初制覇に期待

 七夕賞がもっとも著名なハンデ重賞として知られるのは、1979年から2004年まで1番人気馬が26連敗もしたから。ただ、破天荒の波乱ではない。その26年間、2着、3着した1番人気馬は「11頭」もいた。

 現在、またまた1番人気馬は7連敗中。でも、26連敗中と同じで穴馬同士の組み合わせではなく、最近10年間の連対馬20頭には、1-3番人気馬が11頭も含まれる。最近10年の波乱のパターンは、3着に「16、11、7、12、12、6、9、2、13、8」番人気の伏兵が飛び込んでいること。検討はあくまで正攻法でいい。有力候補に、買いにくい穴馬をどう絡ませるかが馬券作戦のポイントになる。

 6歳ドゥラドーレス(父ドゥラメンテ)は、2-3歳時は6戦[3-0-2-1]。菊花賞4着の期待馬だった。だが、脚部難などで4歳時も、5歳時も1戦できただけ。特異な出走過程を歩まざるをえず、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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