【函館2歳S予想】馬体重増が良いか、馬体重減が良いか

2025年07月15日(火) 12:00

キャリアが少ない中で導き出す予想ファクター

 このコラムを書く段階で具体的に馬を指名できないファクターがひとつある。馬体重だ。レース当日にならないと分かりようがない。

 一方で、函館2歳Sはキャリア1戦、せいぜい2戦の馬を対象に予想するのだから、予想ファクターが少ない。馬体重も予想の一助にしたいところである。

 単純なところで、前走から馬体重増と馬体重減はどちらがよいのだろうか。これは新馬組と未勝利組で事情が違いそうなイメージだ。新馬を使われてさらにフィットするのは良さそうだが、2走目や3走目の未勝利戦のあとでそこから馬体減というのは減り過ぎに思える。

 過去10年の前走新馬組だと、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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