2025年07月14日(月) 18:00
七夕賞を制したコスモフリーゲン(撮影:下野雄規)
果敢に主導権を握った2番人気の5歳牡馬コスモフリーゲン(父スクリーンヒーロー)の快勝だった。レースの前後半1000mは「59秒4-61秒1」=2分00秒5。前後半の差が「1秒7」も生じた厳しいペースなので、最後は人気のドゥラドーレス(父ドゥラメンテ)にアタマ差まで追い詰められたが、「気分よく行かせようと思い切った競馬をさせた(柴田大知騎手)」の、強気だったと同時に、中身は計算し尽くしたような逃げ切りだった。
ゴールを過ぎた瞬間、次の一完歩で差し切られていたように見えるから、絶妙の逃げ切りに近い。無理することなく先手を奪うと、前半の半マイルは「46秒7」。少し気負うような行き脚でハイペースに陥りそうだったが。向正面に入ると「12秒7→12秒8」とペースダウン。落ち着かせることに成功して息を入れている。
そして3コーナー手前から・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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