2025年07月20日(日) 18:00
今年は中京ダ1400で行われる東海S。17〜19年と23年に同コースで行われていたプロキオンSが改称したという位置づけだ。23年は594キロのドンフランキーが巨体を揺るがせ逃げ切り。19年も548キロのアルクトスが勝っており、大型馬が強いコースといえるか。ドンフランキーはヘイロー3×4、アルクトスはヘイロー4×4と、ともにヘイローのクロスをもつ点も共通する。大きくても先行力機動力は必要なコースということ。あと血統とは関係ないが、2020年以降の中京ダ1400のオープン競走(12頭立て以上)のデータでいうと、明らかに1〜2枠の成績が良く7〜8枠の成績が悪い。(解説:望田潤)
コンクイスタ
ファンディーナやクードメイトルの半弟で、北米G1を4勝エモリエントのイトコ。牝祖クードジェニーはマキャベリアンの全妹で仏2歳女王。バゴやナムラクレアなども近親の名門牝系だ。父ロードカナロアは今年のJRAリーディング首位を快走中で、ダートでもコスタノヴァやレッドルゼルがGIを勝っている。母母父がエーピーインディなので大箱向きのダート馬で、左回りにも良績があるが、欅Sでビダーヤに完敗しているのをどう見るか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
サンライズフレイム
母マストバイアイテムはJRA3勝(ダ1000〜1200)。繁殖としても優秀で、JRA出走産駒4頭はドライスタウト、ヨハン、ノーリスと全てオープン〜上級に出世している。父ドレフォンはジオグリフ、ミッキーファイト、ワープスピードなどを出すストームキャット系。ドレフォン×アフリートのイメージどおりの揉まれ弱い1400型。外に持ち出せれば必ず伸びる馬で、6〜8枠に入ったときは7戦6勝だが、中京は外枠不利なのが…。根岸Sのように先行する手もあるか。
距離◎ スピード◎ 底力◎ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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