【小倉記念予想】難解なハンデ重賞 例年と異なるポイントとは?

2025年07月19日(土) 18:00

タフな芝コンディションも歓迎のシェイクユアハートに期待

 今年の「小倉記念」のポイントは、例年の高速の芝ではなく、少々タイムを要する芝コンディションであること。もう一つは、3場開催のローカル重賞とはいえ、16頭のうち前回と乗り替わる馬が「13頭」もいること。なおかつ、テン乗りになる騎手とのコンビが「9頭」に達する。鞍上強化、新しい一面の出るケースもあるが、スパートのタイミングが難しいコースだけにマイナスの死角も否定できない。

 5歳馬シェイクユアハートに期待したい。14世代の産駒を送り、2023年に22歳で他界した種牡馬ハーツクライ(父サンデーサイレンス)晩年の産駒。

 シェイクユアハートは、ハーツクライの代表産駒でGI5勝のドウデュース、GI4勝のリスグラシュー、さらにはジャスタウェイのような爆発力には欠けるが、稍重馬場でも再三好走しているように、少しタフな芝コンディションは歓迎と思える。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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