【小倉記念回顧】典型的な夏馬の次走にも期待 重賞初制覇を遂げたイングランドアイズの回顧とは

2025年07月21日(月) 18:00

とうけいば回顧

小倉記念を制したイングランドアイズ(c)netkeiba

 今週は小倉記念と函館2歳S!

 中でも古馬戦の小倉記念を回顧として取り上げます。

2025年7月20日 小倉記念

舞台:小倉 芝2,000m
勝ち時計:1:59.9
レースラップ:12.7 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 11.7 - 11.7 - 12.1 - 12.8 - 12.4 - 12.2
ペース:ハイペース(58.7秒 – 61.2秒)
風向き:4コーナーから直線にかけて向かい風
脚質:フラット
馬場:フラット(※直線かなり大外は良い)

【レースポイント】

1.芝は乾いて良馬場開催。内・外ともに使えるフラットな馬場状態。

2.離れた2番手は前後半フラットなペース。脚質による有利・不利はなし。

3.直線向かい風の影響もあり、上がりのかかる競馬での適性が問われた。

【レース概要】

 日曜になると雨の影響はなく、芝は乾いて良馬場での開催となった。

 見た目は内の馬場が荒れて見えるが、終日逃げ馬の好走も目立っており内も使える馬場状態。

 もちろん、ほとんど使われていない大外の馬場も良い状態ではあるが、進路取りによる有利・不利はおおよそ無い競馬となった。

 レースの前後半1000mは58.7秒 – 61.2秒だが、2番手は1秒近く離れており平均ペース。上がりがかかったことで差しも決まる競馬になっており、脚質による有利・不利もなかった。

 よって小回りの2000mらしく、上がりのかかる競馬における各馬の能力が発揮されたレースとなった。

【回顧点数表】

各馬がどれだけ能力を発揮できたか点数化。
普通が4点。なんらかの不利があった場合は3点以下。
反対に馬場や展開など恩恵があった場合は5点としています。

5点:スムーズで恩恵ある
4点:能力通り
3点:やや不利があるも許容
2点:不利による影響あり
1点:完全に参考外

【各馬解説】

1着:イングランドアイズ 4点
 好スタートから離れた番手のイン。・・・

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とうけいば

2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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