【小倉記念】唯一の牝馬イングランドアイズが重賞初制覇 格上挑戦も軽ハンデを生かし好位から抜け出す

2025年07月21日(月) 18:00

松若騎手は2度目の小倉記念制覇

重賞レース回顧

小倉記念を制したイングランドアイズ(c)netkeiba

 人気分散のハンデ重賞「小倉記念」はレース前から難しい結果が予測されたが、勝ったのは3勝クラスで最軽量ハンデ51キロ。ただ1頭の牝馬で9番人気の5歳馬イングランドアイズ(父キングマン)だった。松若風馬騎手(29)は今回がテン乗り。師匠の音無調教師が今春引退したため、その影響もあって先週まで7勝にとどまっていた。重賞制覇は2022年のラジオNIKKEI賞以来のことになる。

 勝利騎手インタビューで松若騎手が「思い入れのある重賞なので勝てて嬉しい」と伝えたように、松若騎手が初重賞制覇を果たしたのは、2015年、6番人気のアズマシャトルで差し切ったこの「小倉記念」だった。これを機に再び勝ち星量産となって欲しい。

「夏の牝馬」の定説はあるが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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