【関屋記念・東海S予想】今週から新潟・中京・札幌の3場開催 難解な重賞を調教から攻略

2025年07月23日(水) 18:00

オメガギネスの調教内容は楽しみな内容

 先週はウインズ米子でのトークショー。レース観戦会もあったので、小倉記念◎イングランドアイズで会場を盛り上げることができて、ほっとしました。それにしても、ウインズ米子の施設は素晴らしくて、わざわざ他県からここへ足を運ぶ方がいらっしゃるというのも納得でした。

 自宅でのレース観戦に支障ない環境が整っている方も多いと思うのですが、ウインズ米子の近くには境港、皆生温泉など、観光地もたくさんありますから、小旅行気分で立ち寄ってみていただけると幸いです。ちなみに、私がイベントに出ることを知って、近くを旅行予定だった方がウインズ米子を滞在場所にしてくださったとのこと。めちゃくちゃうれしかったので、小倉記念の手書き予想フリップを差し上げておきました(笑)。

【関屋記念/フォーチュンタイム】

 未勝利戦デビューで3連勝を果たし、前走阪急杯までパーフェクト連対という、きれいな成績でしたが、初重賞挑戦は5着。ただ、勝ち馬からは0.3秒差でしたし、決して悪いレース内容ではなかったと思います。

 今回は過去で最長となる5ヶ月ぶりの休み明け。だからというわけなのか、追い切り本数をたっぷりと積み重ねて出走してきました。吉岡辰弥厩舎らしく、7月19日の土曜日に1週前追い切りを課して、4F50.8秒の時計をマークして、コンクイスタを追走して同入。本数だけでなく、追い切りの質も高い内容を消化しており、調教内容として軽視するところは一切ありません。

【関屋記念/シヴァース】

 普段の調整から、ちょっとしたことで気持ちのスイッチが入りそうになるところがある馬で、大変なんだろうなと感じることは多いのですが、いざ走り出すと集中しているのか、脚をためることができるタイプ。もちろん、騎乗者がそれを把握した上で走らせることができているのだと思いますが、CWでの1週前追い切りなんかはまさにそれで、ラスト2F12.4秒から11.1秒の伸びは素晴らしかったと思います。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

関連情報

新着コラム

コラムを探す