【関屋記念予想】先行馬有利の傾向が顕著なレース

アプリ限定 2025年07月24日(木) 18:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。

今週YUTA氏が注目したのは、新潟競馬場で行われる関屋記念(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

馬格の有無にも注目

 まずはコースの特徴について。

 新潟芝1600mは向正面からのスタートで、最初のコーナーである3角までの距離が500m以上と長いものの、658.7mある最後の直線を意識することで序盤のペースは落ち着くことが多い。その結果、上がりが速くなって高い瞬発力が要求されやすく、そのうえ直線も日本一長いので、持続力も高いレベルで問われるコースとなっている。

 次にレース傾向について。

 直線が非常に長いコースということで、差し馬が有利というイメージを抱きがちではあるが、このレースにおいては先行馬の活躍が目立ち、差し馬は不振傾向にある。

YUTAの「この馬どっち?」

 上の表は過去10年の4角位置別成績をまとめたものだが、4番手以内に位置していた馬の好走率が高く、位置が後ろになるにつれて好走率が低くなっているのが見て分かる。

 これは序盤のペースが落ち着きやすいことに加え、夏の新潟は高速馬場であることが大半なので、必然的に上がりがかなり速くなり、後方から差し込むのが困難になるというのが主な要因。そのうえ今年から施行時期も開催開幕週へと移行したので、この傾向がより顕著になっていく可能性も十分に考えられる。

 また、高速馬場のマイル戦で持続力が求められることもあってか、馬格がある馬の好走も目立っていて、過去10年の勝ち馬のうち8頭が馬体重480kg以上であり、また、520kg以上の馬も[3-2-3-11]と好成績を残しているので、該当馬は注目すべき存在と言えそう。

 そして、今年からハンデ戦に変更されたこともポイントで、これによってオープンや重賞での実績に乏しい馬の好走がこれまでより増える可能性があるので、その点は是非頭の中に留めておきたい。

【上位人気想定馬ジャッジ】

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YUTA

2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。

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