【クイーンS予想】3歳馬が2年連続勝利 ヘイロークロスの機動力で差す

2025年07月27日(日) 19:00

札幌芝1800で行われた近4年(24年、23年、22年、20年)の結果をみると、24年の勝ち馬コガネノソラはゴールドシップ×ロージズインメイ×フサイチペガサスでヘイロー4×5・6(23年2着ウインピクシスもゴールドシップ×ロージズインメイ)。23年の勝ち馬ドゥーラはドゥラメンテ×キングヘイロー×ステイゴールドでサンデーサイレンス3×4とヘイロー4×4・5。そして20年の勝ち馬レッドアネモスは父ヴィクトワールピサがヘイロー3×4で、ヘイローのクロスをバックボーンとする機動力ある差しが有力といえるか。また24年は3歳馬のワンツーで、23年も3歳が勝っている。(解説:望田潤)

アルジーヌ

 メルトユアハートの全姉でロードプレジールの3/4妹で、レディアルバローザやエンジェルフェイスの姪で、オールフォーラヴやロードレゼルやクランフォードのイトコ。母キャトルフィーユはクイーンS勝ち馬で母母ワンフォーローズはカナダ古牝馬チャンピオン。ロードカナロア×ディープインパクトはブレイディヴェーグやレッドモンレーヴと同じ。馬体増とともにパワーアップしマイラーとして完成。昨年のクイーンSは3着惜敗もさらに地力強化している。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎

テリオスララ

 セラフィックコールやサンライズアースの半妹で、マーティンボロやフレールジャックの姪で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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