【ゴルシ組の保護者会】「ユーバーレーベンにおめでとうと言って、ソダシを曳いて帰った」──“今浪先生”が明かす21年オークスの秘蔵エピソード/第1回

2025年07月29日(火) 18:03

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▲“今浪先生”を中心にゴルシっ仔たちの“保護者”が集結!(c)netkeiba

後ろから近寄られると吠えて立ち向かっていくなど、強烈な個性を持っていたゴールドシップ。その血を継ぐ産駒たちはGIを勝つなど活躍を見せます。父は現役時、担当の今浪隆利厩務員が「すみません、離れてください」と周りの人馬にお願いし続けるほどの激しい気性でしたが、産駒たちはどのくらい個性を受け継いでいるのでしょうか。

そこでnetkeibaでは「ゴールドシップ保護者会」を開催。産駒に携わるメイショウタバル上籠三男調教助手、ユーバーレーベン大村泰広調教助手、マイネルグロン柿崎純一調教助手と原田千秋調教助手、さらには“保護者会の先生役”として、ゴールドシップの担当だった今浪隆利元厩務員も登場。

全4回に分けて、「ゴルシ組の連絡帳」「最もゴールドシップ味がある馬は?」「今浪先生の相談室」などゴールドシップ一色の座談会をお届けします。

(取材・構成=大恵陽子)

ソダシvsユーバーレーベン──今浪元厩務員が明かす本音

──今日はみなさん「ゴールドシップ保護者会」にお集まりいただき、ありがとうございます。まずは自己紹介からお願いします。

今浪(今浪隆利元厩務員) ゴールドシップを担当していた今浪隆利と申します。2023年6月に須貝尚介厩舎を定年退職して、今はヘルパーの厩務員としてまた別の厩舎で働いています。

大村(大村泰広調教助手) 手塚貴久厩舎で調教助手をしている大村泰広と申します。ユーバーレーベンの調教で乗ったり、厩舎で時おり世話をしたりしていました。

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▲オークスを制したユーバーレーベンと大村助手(撮影:下野雄規)

柿崎(柿崎純一調教助手) 美浦の青木孝文厩舎所属の調教助手の柿崎純一です。マイネルグロンの世話を担当しています。

原田(原田千秋調教助手) 美浦の青木孝文厩舎所属、調教助手の原田千秋です。マイネルグロンの調教に乗っています。

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▲中山大障害を制したマイネルグロンと、柿崎助手(中央)、原田助手(最左)(撮影:小金井邦祥)

上籠(上籠三男調教助手) 石橋守厩舎所属の持ち乗り調教助手、上籠三男です。メイショウタバルの調教と普段の世話の両方を担当しています。

──まずは先月、メイショウタバルが宝塚記念を制覇しました。おめでとうございました。

上籠 ありがとうございます。

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▲宝塚記念を制したメイショウタバルと上籠助手(中央)(c)netkeiba

他4名 おめでとうございます。

今浪 午前中に担当馬のレースが終わって、阪神競馬場から帰ってきて自宅で宝塚記念を見ていたんですけど・・・

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メイショウタバル、ユーバーレーベン、マイネルグロン──GIレースを制したゴールドシップ産駒たちの「保護者」(担当助手・厩務員)が一堂に集結! “保護者会の先生役”として父ゴールドシップを担当した今浪元厩務員を迎え、それぞれの“子どもたち”が見せる日常やクセ、困ったエピソードを語り合います。

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