【森一誠調教師】「デビュー前から頭にはあった」──初ダートでレパードSに挑むヴィンセンシオ、師が明かす“狙い”とは

2025年08月03日(日) 18:00

今週のFace

▲ダート初挑戦のヴィンセンシオを管理する森一誠師に話を伺いました(撮影:小金井邦祥)

8月10日、新潟競馬場で行われるレパードS。真夏のダート3歳トップホースたちの決戦に、キャリア初ダートで挑む馬がいます。その名はヴィンセンシオ。

昨年暮れの葉牡丹賞をレコードV──。“クラシック候補の一角”として皐月賞9着から日本ダービーへ駒を進めると思われた中、陣営は出走を見送る決断をしました。そして休養を経て復帰戦として選択したのは、初ダートとなるレパードS。そんなヴィンセンシオの、日本ダービーをパスした理由や、3歳夏でのダート転向の決め手について、管理する森一誠調教師にお話を伺いました。

(取材・構成=和久時秋)

日本ダービーは「出走できたかもしれないが上積みが…」

──レパードSを目標にした経緯を教えてください。

 皐月賞後に夏休みに入りました。早めに休ませたので、夏場に使えると判断したのですが、その中で「このタイミングでダートを試すのはどうか」という話になりました。馬の状態とレースの時期、そのタイミングが合致して、レパードSに向かうことを決めました。

──ダービーをパスした理由は?

 賞金的には出走できたかもしれません。ただ、・・・

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