2025年08月03日(日) 19:00
新潟ダ1800で行われる3歳重賞で、過去5年の平均馬連配当が5100円、3連複配当が15658円と荒れ模様。血統面でみると、過去5年の勝ち馬5頭全てがラウンドテーブル(とその全妹モナーキー)の血を引いており、連対馬10頭のうち8頭がラウンドテーブルの血を引いている。ラウンドテーブルは芝をストライドで走る血というべきだが、新潟ダ1800のロケーションにも合っているということか。取り上げた5頭でラウンドテーブルの血を引くのはハグとポールセン。(解説:望田潤)
ヴィンセンシオ
名牝名繁殖シーザリオの孫で、エピファネイア、サートゥルナーリア、リオンディーズの甥で、オーソリティのイトコ。母シーリアはJRA2勝(芝1800)。父リアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄でフォーエバーヤングやレーベンスティールなどの父。キングマンボの全きょうだいクロス3×3など父母相似配合で、気難しさも垣間見せるが地力を秘める。リアルスティール産駒はダート巧者も多いが、シーザリオ牝系らしいしなやか体質なので初ダートは半信半疑。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ジャナドリア
コンシリエーレやエスメラルディーナの半弟でアリーヴォやターコイズフリンジは近親。マザーグースS(米G1・ダ8.5F)のオフザトラックスも同牝系。父ゴールドドリームはゴールドアリュールの代表産駒で帝王賞、チャンピオンズC、フェブラリーS、かしわ記念に勝った。主な産駒に本馬やグランジョルノ。羽田盃はナチュラルライズにちぎられたが、わりと父似で大箱1800は合っている馬だろう。前向きすぎる面があるので抜いて追走できれば。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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