【CBC賞予想】ハイペース戦先行馬の巻き返しを狙う

アプリ限定 2025年08月06日(水) 12:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のバフンウニ氏が当週の重賞注目馬についての見解、さらに平場予想でも使える馬券テクニックを紹介。特別登録時点での独自指数も併せて公開します。

今週バフンウニ氏が注目したのは、中京競馬場で行われるCBC賞(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

サマースプリントシリーズも後半戦に突入

 全6戦のサマースプリントシリーズも前半戦が終了。今週末には、第4戦のCBC賞が行われる。

 第1戦の函館スプリントS、第2戦の北九州記念からは1か月以上の間隔が開いていることから、ここをシリーズ2戦目に選択した馬も多く、登録馬19頭の内10頭が上記2レースを経由した馬となっている。それらの馬が人気の中心となることも予想されるだけに、この2レースのレース回顧を正確に行うことが重要になる。

前哨戦はどちらもハイペース

 函館スプリントSと北九州記念のラップタイムを見ると、どちらも前半3ハロンの通過が32.5秒というハイペースだった。

 函館スプリントS ラップタイム
・ラップ 11.6 - 10.1 - 10.8 - 11.1 - 11.3 - 11.7
・ペース 11.6 - 21.7 - 32.5 - 43.6 - 54.9 - 66.6 (32.5-34.1)

 北九州記念 ラップタイム
・ラップ 11.6 - 10.2 - 10.7 - 11.4 - 11.8 - 12.1
・ペース 11.6 - 21.8 - 32.5 - 43.9 - 55.7 - 67.8 (32.5-35.3)

 ハイペースは先行不利・差し有利で、先行して展開が向かなかった馬は次走で狙い目というのが基本戦略。実際は馬場差やコースの傾斜、風向きを考慮してペースを判定しているが、ここでは単純に前半3ハロンを32秒台以下で通過した芝1200m戦で先行した馬の次走成績を見てみる。

※「上3F地点差」は、残り3ハロン地点通過時の先頭とのタイム差

チクッと突き刺す馬券の急所

 ハイペースの展開で先頭についていった馬は、展開的な不利を受けて力を出し切れていない可能性が高く、次走で過小評価されて回収率が高くなる傾向がある。逆にハイペースのレースで上位の上がりタイムを使って追い込んだ馬は、次走で過大評価されがちなので注意が必要。

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バフンウニ

独自の期待値指数で人気を博すバフンウニ氏が、高期待値なファクターなどとともに特別登録時点での指数を公開。週末重賞の注目馬を紹介する予想コラム。

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