「今でも手本は武豊くん」──そんな小牧太騎手が推す中央の“若手イチオシジョッキー”とは!?

2025年08月05日(火) 18:01

太論

▲小牧太騎手が中央の“若手イチオシジョッキー”を発表(撮影:稲葉訓也)

先週は、3日間で6勝の固め打ち! 「いい馬が揃ってくれた」と振り返る小牧騎手ですが、勝った6頭のうち4頭が自ら調教を付けている馬ということで、日々の積み重ねが功を奏した3日間でもありました。

今回ピックアップしたファンからの質問は、「外から見て、改めて上手いなぁと思う中央のジョッキーは?」。その質問に答えるなかで、意外な人間関係が明らかに!

(取材・構成=不破由妃子)

「あまり動かんように、ブレんように」と心がけている

──先週の『太論』で「ギアを上げていく」とおっしゃっていた通り、7月30日からの3日間で計6勝。言葉通りの結果となりましたね。

小牧 うん。いい馬が揃ってくれたおかげやね。6勝中4勝は自分が攻め馬をしている馬やから、余計にうれしくて。初日の3勝は、全部自分で調教している馬やわ。

──それにしても、初日のメインを勝ったエイシンテムジンはすごい馬ですねぇ。2023年の10月に園田に移籍して、ここまで17戦。13勝2着3回3着1回ですから。

小牧 そうやねん。強いよ、あの馬は。今はちょっと夏負けしてるんやけど、上のクラスにいっても頑張ってくれるんちゃうかな。まぁ僕もね、この暑い中、よう頑張ってますわ。我ながらそう思う(笑)。馬場では40℃を超えているからね。もはや暑いというより、日差しが痛いっていう感覚やもん。痛いくらいに暑い、ホンマに。

──小牧さん、ちゃんと日焼け止め塗ってますか? シミができちゃいますよ。

小牧 塗ってないよ(笑)。これまで一度も塗ったことない。だから、今さらシミなんて気にしたところで手遅れや(笑)。そういえば、日曜日に高知(黒潮菊花賞に騎乗)に行ったでしょ? 1泊して月曜日の午後の飛行機で帰ってきたんやけど、その前に健康ランドみたいなお風呂に寄ってね。日が照っているところでついつい横になってしまって。

──お風呂ということは、もしかして裸のまま?

小牧 そう(笑)。たぶん30分くらいだと思うけど、そのまま眠ってしまった…。

──小牧さんが昼寝するなんて珍しい!

小牧 よっぽど疲れてたんやね。案の定、顔と体の前面が真っ赤になってしまった。腰だけタオルを掛けていたから、そこだけおもしろいくらい真っ白やわ(笑)。・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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