アプリ限定 2025年08月07日(木) 18:00
こちらのコラムでは、俺プロ出身のYUTA氏が当週の重賞有力馬を診断。「あり」か「なし」かの2択でジャッジします。
今週YUTA氏が注目したのは、札幌競馬場で行われるエルムステークス(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
まずはコースの特徴について。
札幌ダート1700mはスタンド前からのスタートで、最初のコーナーである1角までの距離が約240mと短いことから、序盤はペースが落ち着きやすい。ただ、コーナーの半径は大きくて角度が緩いので、中盤以降は一貫して速いラップを刻みやすく、スピードの持続力が問われるコースとなっている。
次にレース傾向について。
先行馬の好走が目立っており、差し馬がやや苦戦傾向にある。
上の表は函館開催だった2021年を除く、札幌開催過去10回の2角での位置取り別成績をまとめたものだが、3着以内好走馬30頭のうち21頭が2角6番手以内に位置していた馬であるように、先行馬の方が優勢なのが見て分かり、また、7番手以下から好走した差し馬の大半も4角では5番手以内まで位置を上げていたので、そういった機動力のあるタイプでなければ、差し馬がこのレースで好走するのは難しそう。
さらに、先行馬の活躍が目立っているということで、前走で先行していた馬の好走も当然多くなっており、札幌開催過去10回の3着以内好走馬30頭のうち14頭が前走で2角4番手以内に位置していたので、逃げ馬などが多数いて先行争いが激しくなりそうなメンバー構成でない限り、先行力がある馬を重視するのがやはり得策と言える。
そして、このレースはマリーンSから臨んでくる馬が多いが、そこで4着以下だった馬は札幌開催過去10回で[0-0-2-23]と不振であり、反対に3着以内だった馬は[6-2-1-11]と非常に好相性なので、該当馬は注意が必要な存在となりそうだ。
以上のことをふまえて今年のメンバーを見てみると、先行馬自体は一定数いるが、ハナに行きたいであろう馬は少ないので、概ね例年通りの流れとなり、先行馬が優勢になると現時点では考える。
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YUTA
2021年9月の俺プロ最強位バトルで上位入賞し、同年11月にウマい馬券でデビュー。2023年には年間プラスを達成し、その実力が本物であることを証明した。回収率はもちろんのこと、全予想家の中でも上位を誇る安定した的中率の高さもYUTA氏の特徴で、派手さはないものの万人受けする予想でファンを拡大している。
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