2025年08月08日(金) 12:00
夏は1年の中でも移動が多く、先週から今週にかけては、滋賀から大阪→札幌→新潟→東京→滋賀→大阪、そして今週末も新潟と、各地を飛び回っています。
よって周囲からは度々、「移動大変でしょ? 疲れない?」と質問されるのですが、個人的には、移動ほど1人時間で自由なものはなく、大切というかありがたいと思えるひと時となっています。
特にそう思うようになったのは、出産後から。授乳が始まってからの丸1年は睡眠らしものが無い状態。振り返ると、ほぼワンオペでしたし、夜泣きからの母乳を繰り返す日々に常に寝不足状態。
よって仕事に復帰した際の新幹線での移動時間が、やっと一息つける空間となり、京都から東京までの2時間が至福の時でした。
あの経験をしたこともあってか、今でも移動に対するイメージはポジティブ。しかも最近は飛行機で隣になる方のイケオジ率が高く、最高(笑)。先日も隣になった方が、荷物の出し入れを手伝って下さり、そのスマート振りに幸せな気分にさせてもらっています。
さて先週のアイビスSDですが、終わってみるとピューロマジックの強さが際立つものでしたし、この2戦に成長も感じる好内容。
ワンターンと直線は違いますが、レースの幅も出た印象でスプリンターズSが楽しみになる1戦でした。
一方、中間の追い切りの動きが抜群に思え、注目したコラソンビートが大敗。追い切りとは逆に、当日のパドックでは体が寂しく見え、明らかに前走時の方が好気配と思わせるものでした。テンションの高さを考えても、改めて暑さ溢れるこの時期は、当日をピークに持って行く難しさを感じるものでもありました。
さて今週は3歳ダート重賞レパードステークスが新潟競馬場で行われます。注目は何と言っても初ダートとなるヴィンセンシオでしょう。
少し気持ちの難しい面があり、そこが当日どうでるか? 枠も踏まえた他馬との兼ね合いなど繊細な面を感じる一方で、能力の高さとスピード力からダートが合わないイメージはない印象。あとは砂を被った際にどうなるのか? などの心配はありますが、期待の方が大きい1戦に感じます。
あとはジャナドリア。前走の羽田盃での直線は少し寂しいものがありましたが、相手が強かったことに加え、前走のイキップリにおいては体全体のユルサも解消されている印象でした。デビュー戦を勝利している舞台というのもプラスに感じます。
一方、中京で行われるCBC賞は、前走圧巻の強さ&馬体の成長を感じたヤマニンアルリフラや、重賞に入っての距離短縮がプラスに働くと思えるワイドラトゥール、追い切りの動きに魅了されるジューンブレアや、初の1200mがドンピシャとなる可能性も高いシュトラウスなど、気になる馬が多く、迷い中です。
それでは皆さん、ステキな週末を。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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