【レパードS予想】ヴィンセンシオの初ダートは逆張りのチャンス?/第245回

2025年08月09日(土) 12:00

ジャパンダートクラシックへの優先出走権が懸かるレパードSに多士済々のメンバーがそろいましたが、なかでも注目を集めているのが弥生賞2着馬のヴィンセンシオです。初ダートのヴィンセンシオは買いか消しか? 馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って紐解いていきます。

(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

初ダートでの重賞好走例は?

編集K3(以下、K3) 今週はレパードSの予想をお願いします。

 予想オッズを見て驚きました。初ダートのヴィンセンシオが1番人気なんですね。

K3 平場ならまだしも重賞ですから、常識的には1番人気になるなら逆張りですよね?

 ただ、前例がないわけではありません。2015年以降で調べてみてもこれだけあります。

<初ダートでの重賞好走例>
2015年レパードS ダノンリバティ 3番人気2着
2019年ユニコーンS ワイドファラオ 3番人気1着
2020年根岸S モズアスコット 3番人気1着
2020年プロキオンS エアスピネル 8番人気2着
2024年フェブラリーS ガイアフォース 5番人気2着
2025年マーチS マテンロウスカイ 9番人気2着

K3 あ、ガイアフォースはGIでいきなり走りましたね。

 初ダート全体で見ると回収率は低いんですけど、上位人気に推されていた馬に絞ると回収率は高いんですよ。

K3 ということは、人気しそうなヴィンセンシオは簡単に軽視できないというわけですね。

 そのあたりも妙味度を見て判断したいと思います。

K3 わかりました。

 それでは、上位人気馬の総合妙味度を見ていきましょう。・・・

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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