【札幌記念予想】ロベルトもちが6連勝中 後傾ラップならマイル寄りの馬が浮上

2025年08月10日(日) 18:00

札幌芝2000の伝統のGII戦。前半1000mのほうが後半1000mより速い前傾ラップではプログノーシス、ジャックドール、ブラストワンピースと2000超に実績がある牡馬が勝ち、後傾ラップだとソダシやノームコアのようなマイルに良績ある牝馬が勝つ、というのが最近の様相。昨年は60.5-59.1でノースブリッジとジオグリフと、1800寄りの2頭の前残りで決まった。ノースブリッジとジャックドール(父モーリス)、プログノーシス(母父オブザーヴァトリー)、ソダシ(父クロフネ)、ノームコア(母父クロフネ)、ブラストワンピース(父ハービンジャー)と、ロベルトもちが6連勝中。(解説:望田潤)

ヴェローチェエラ

 オックスリップの3/4弟で、母イプスウィッチはラクープ(仏G3・芝2000m)2着。母母インペリアルビューティはアベイドロンシャン賞(仏G1・芝1000m)勝ち。Qエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)のトゥギャザーも同牝系。父リアルスティールはラヴズオンリーユーの全兄でフォーエバーヤングやレーベンスティールなどを輩出。リアルスティールにデインヒルとサドラーズウェルズが入って、立ち肩で掻き込んで走るし手先が強い。洋芝小回りの捲りが鬼で札幌も1戦1勝。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

シュヴァリエローズ

 ローズノーブルの全弟で、ローズミラクルやアジュールローズの3/4弟で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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