【新潟2歳S予想】中団から人気馬が差し切るレース 芝マイルを上がり1位で勝った馬から

2025年08月17日(日) 19:00

ワンターンで長い直線の芝マイル戦。近5年の出走頭数はいずれも11〜12頭で、勝ち馬の4角平均順位は5.6だから、中団からズバッと差し切ってしまう斬れ味が必要だ。近5年の勝ち馬のうち4頭は前走芝マイル戦を勝っており、4頭は上がり1位をマークしていた。しかしながら勝ち馬の父をみると、ダイワメジャー×2、バゴ、ダノンバラード、グレンイーグルスと、あまり斬れ味勝負の血統ではないのが面白い。過去5年において馬券に絡んだ15頭のうち、6人気以下は2頭だけ。上位人気馬の差しが強いレースだ。(解説:望田潤)

サノノグレーター

 22年新潟2歳S2着ウインオーディンの甥。母母ピエナビーナスはクイーンS勝ち馬。父グレーターロンドンは中京記念に勝ったディープインパクト産駒で、ロンドンプラン、ユリーシャ、チャンネルトンネル、スターターンなどの父。まだトモの緩さはあるが、脚長で父とトニービンとカーリアンの斬れで差す1800型というイメージで、東京マイルを上がり33秒台でナデ斬り新馬勝ち。ウインオーディン同様、このレースに向いたタイプといえる。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

サンアントワーヌ

 ピックデムッシュの半妹で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/

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