【新潟2歳S予想】イメージとのギャップあり!! 2歳戦なら毎年狙えるお得銘柄とは?/第247回

2025年08月23日(土) 12:00

今週は世代最初のマイル重賞、新潟2歳ステークスが行われます。新馬戦を7馬身差で勝ったリアライズシリウス、ミュージアムマイルの半妹フェスティバルヒル、初戦で競馬センスの良さを見せたサンアントワーヌが上位人気に支持されそうですが、軸に相応しいのははたしてどの馬なのでしょうか? 馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って予想していきます。

(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

リアライズシリウスは怪物級か!?

編集K3(以下、K3) 今週は新潟2歳Sをお願いします。予想オッズを見たら、リアライズシリウスが1.6倍ですよ。

 ここまで偏るとは思いませんでしたね。1.2秒差は今年の芝の新馬戦では一番の着差ですからね。

K3 リアライズシリウスの父、ポエティックフレアは新種牡馬なんですけど、6月に産駒がデビューしてからここまでで[2-2-3-6/13]という優秀な成績を収めています。

 すごい種牡馬が出てきたんですね。

K3 でも、残念ながら受胎率が低すぎて、すでにシンジケートも解散しているらしいんですよ。

 リアライズシリウスが勝ったら勝ったで複雑に思う人もいるということですか。

K3 血統登録数を見ると、2歳世代が37頭、1歳世代が20頭。この中から血を繋ぐ名馬が現れてくれればいいんですけど。

 リアライズシリウスが怪物級であれば、その可能性も見えてきますよね。

K3 ポエティックフレア以外にも今年は期待できる新種牡馬がたくさんいるんですよ。コントレイルだって成績は優秀なのにそれほど人気になっていませんからね。秋目標の大物が出てくることを考えたら先物買いをしておきたいぐらいです。

 へぇ、そうなんですか。

K3 詳しい話は予約が開始した『田端到・加藤栄の種牡馬事典 2025-2026』を見ていただくとして、今年も北海道取材で妙味深い話をたくさん聞かせていただきましたよ。

 新種牡馬の2歳戦は『妙味度名鑑』でも先物買いできませんから、そういう情報は有益ですね。

K3 話が逸れてしまってすみません。

 では、上位人気馬の総合妙味度を見ていきましょう。・・・

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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