【新潟記念予想】ミルリーフの野太い末脚で差す新潟記念 平坦大箱でプリンスリーギフトが穴に

2025年08月24日(日) 18:00

過去5年の勝ち馬5頭(シンリョクカ、ノッキングポイント、カラテ、マイネルファンロン、ブラヴァス)に共通するのはミルリーフの血を引くこと。新潟記念[1-2-0-0]のユーキャンスマイルもミルリーフの血を引いており、ミルリーフ=長い直線向きの持続力ある末脚というイメージですね。またユーキャンスマイル(23年7人気2着、22年9人気2着)、カラテ(22年10人気1着)、マイネルファンロン(21年12人気1着)と、プリンスリーギフトの血を引く馬の激走も目立つ。取り上げた5頭ではエネルジコとブレイディヴェーグがミルリーフの血を引く。(解説:望田潤)

エネルジコ

 フォーテ(父ロードカナロア)の3/4弟で、ヴィンターファヴォリテン賞(独G3・芝1600m)のエラスムスの半弟で、独オークス(独G1・芝2200m)のエルレの叔父。母エノラも独オークス勝ち馬で、母父ノヴェールはブラッシンググルーム系のマイラー。ドゥラメンテ×ドイツ血統といえばスターズオンアースがいたが、本馬は無駄肉のない体つきと燃費のいい走りで、より長いところ向きの馬だろう。ここは前半スローになったほうが差しやすいのでは。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

クイーンズウォーク

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/

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