2025年08月25日(月) 18:00
新潟2歳Sを制したリアライズシリウス(撮影:下野雄規)
4馬身差の独走を決めた1番人気のリアライズシリウス(父ポエティックフレア)の勝ち時計は、2014年にミュゼスルタン(父ゼンノロブロイ)が記録した1分33秒4のレースレコードとタイ記録だった。
あの当時は高速の芝コンディションが続き、大接戦が多く、ほかにも1分33秒5-8の記録が連続していたので、独走で楽にタイレコードだったリアライズシリウスの記録はタイレコード以上の価値がありそうである。
スタートは出負け気味。だが、加速がつくとたちまち二番手の外に取りつき、行きたがってはいなかった。逃げた伏兵フォトンゲイザー(父アドマイヤマーズ)の作ったペースは、スローになることが多い新潟2歳Sらしく前半「35秒7→47秒8→59秒7→」のスローに近い流れ。これを残り2ハロン手前で捕まえると、リアライズシリウス自身の上がりは「33秒4-11秒5」だった。タイレコードながら、能力を出し切っての結果ではない印象を残したのだから、これからのレースが非常に楽しみになった。
陣営は・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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