【新潟記念予想】「加速ラップ」は評価できるのか

アプリ限定 2025年08月27日(水) 12:00

こちらのコラムでは、俺プロ出身のバフンウニ氏が当週の重賞注目馬についての見解、さらに平場予想でも使える馬券テクニックを紹介。特別登録時点での独自指数も併せて公開します。

今週バフンウニ氏が注目したのは、新潟競馬場で行われる新潟記念(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!

別定戦となった今年はGI級の馬も出走

 今週末に行われるのは、夏競馬のラストを飾る新潟記念。昨年まではハンデ戦だったが、今年から別定戦に替わったことで例年以上の好メンバーが集まった。今年のヴィクトリアマイルの2、3着馬や、日本ダービーに出走していれば上位人気に支持されていたであろうエネルジコ、一昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬ブレイディヴェーグといった、GI級の馬も多数出走する。

 グレード制導入後、GI馬が新潟記念に出走したのは、阪神JFの勝ち馬テイエムプリキュアと朝日杯FSの勝ち馬アルフレードだけなので、古馬GIの勝ち馬が出走すれば初めてのことになる。

 レベルの高いメンバーが集まったことに加えて、外回りの新潟芝2000mという紛れの少ない舞台で行われるだけに、各馬の能力を精査することが重要になる。

「加速ラップ」で勝った馬は次走で狙い目?

 競馬ファンにはおなじみとなっている「加速ラップ」。一般的に、ラスト2ハロン目よりもラスト1ハロンのラップが速いことを意味する。

 2025青葉賞 ラップタイム

・ラップ 12.7 - 10.7 - 11.7 - 12.3 - 12.5 - 12.4 - 13.3 - 12.4 - 12.4 - 11.9 - 11.3 - 11.2
・ペース 12.7 - 23.4 - 35.1 - 47.4 - 59.9 - 72.3 - 85.6 - 98.0 - 110.4 - 122.3 - 133.6 - 144.8 (35.1-34.4)

 例として挙げた今年の青葉賞のレースラップは、ラスト2ハロンが11.3秒→11.2秒と加速している。

 ただ、レースラップはあくまで先頭の馬が刻んだラップになるため、勝ち馬の個別ラップではないことに加え、特に大逃げ馬がいた場合などは正確な評価ができない点には注意が必要。

 それでも、前走で「加速ラップ」のレースを勝利した馬の回収率は、平均を大きく上回っている。最後まで失速しないレースを勝ち切った馬は、見た目以上に余力を持っている可能性があり、次走で積極的に狙うべき。

チクッと突き刺す馬券の急所

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

バフンウニ

独自の期待値指数で人気を博すバフンウニ氏が、高期待値なファクターなどとともに特別登録時点での指数を公開。週末重賞の注目馬を紹介する予想コラム。

関連情報

新着コラム

コラムを探す