【紫苑S予想】中山内2000でロベルトの血が強い 後傾ラップでマイラーでも勝ち負けに

2025年08月31日(日) 18:00

中山内2000で行われる秋華賞トライアルで、16年にGIIIに格付けされ、23年にGIIに昇格した。過去5年の前後半平均ラップは59.8-59.1。だいたい前半ゆっくり入って後傾ラップになりがちで、ミアネーロ、ボンドガール、サウンドビバーチェ、ファインルージュ、マルターズディオサなどなど、古馬になってマイラーに完成したような馬も勝ち負けになっている。中山内回りの重賞らしくロベルトの血を引く馬もよく好走しており、昨年も母父ブレイムのクリスマスパレードが勝った。(解説:望田潤)

ダノンフェアレディ

 ダイヤモンドハンズやエリカエスティームの半妹で、エンサヨ賞(亜G3・ダ1500m)勝ちアイオンザプライズの姪で、母メチャコルタは亜1000ギニー大賞典(亜G1・芝1600m)勝ち馬。母父エルコレドールはシガーマイルH(米G1・ダ8F)に勝ったゴーンウエスト系でダノンファラオやミヤジタイガの母父。父キズナは昨年のリーディングサイアー。配合どおり父をパワー寄りマイル寄りにしたイメージで機動力に富む1800型。2000も後傾ラップなら好位で立ち回る。

距離○ スピード◎ 底力○ コース◎

テリオスララ

 セラフィックコールやサンライズアースの半妹で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/

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