【中京2歳S予想】出負けから7馬身差圧勝!! スターアニスの妙味度は?/第248回

2025年08月30日(土) 12:00

小倉から中京に舞台を移した夏の終わりの2歳重賞に素質馬が集結しました。特に注目を集めるのは、北九州記念と0秒2差という破格のタイムで勝ったスターアニスですが、素直に軸にしていいのでしょうか? 馬券裁判男こと卍氏が開発した美味しさ指数「妙味度」を使って占っていきます。

(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

上位人気は2歳Sに実績のある血統ぞろい

編集K3(以下、K3) 従来の小倉2歳Sが今年から中京2歳Sとして生まれ変わりました。

 距離も1200mから1400mに変わったんですね。

K3 予想1番人気は未勝利戦を7馬身差で圧勝したスターアニスですが、母のエピセアロームは2011年の小倉2歳Sを勝っています。

 レース名は変わりましたけど、勝てば親子制覇みたいなものですね。

K3 予想2番人気のマイケルバローズは、祖母のアルーリングアクトが1999年の小倉3歳Sを勝っているので(※当時は馬齢表記が数え年)、こちらも2歳戦に実績のある一族です。

 マイケルバローズはこのコラムで何回か説明した「上村洋行厩舎の新馬勝ち」に該当する馬ですから、出世する可能性が高いですね。

K3 若いうちは仕上げ切らず古馬になって強くなる厩舎なのに、新馬勝ちできる馬は相当な器ということですよね。

 アルマヴェローチェみたいにここも通過点になる可能性はありますよね。

K3 予想3番人気のパープルガーネットも母が新潟2歳S2着、ファンタジーS2着のコーディエライトですから、仕上がり早の血統です。

 3頭とも母父がダイワメジャーという共通点もありますね。

K3 では、この3頭のなかでどの馬が最も軸に相応しいのか見ていきましょう。

 上位人気馬の総合妙味度はこのようになっています。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

関連情報

新着コラム

コラムを探す