【新潟記念予想】強者揃いの夏の新潟最終戦 「牝馬の新潟記念」の復活ムード

2025年08月30日(土) 18:00

出走する牝馬すべて重賞勝ち馬

 かつて、「夏は牝馬」の代名詞にも近かった新潟記念。牡馬を上回るくらいの活躍が連続した時代があった。だが、近年は流れが変わり、最近10年の牝馬の勝ち馬は今年も挑戦する昨年の勝ち馬シンリョクカ1頭だけ。平均出走数は約2頭に減っている。近年は「強い牝馬」の時代だけにちょっと不思議だ。

 ただし、今年はGI馬ブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯)を筆頭に、出走する4頭の牝馬はすべて重賞勝ち馬。それどころか、4頭ともに前走はGIに出走して差のない勝負を展開した馬ばかりだ。「牝馬の新潟記念」が復活しそうなムードがある。

 別定戦になり、ランキング上位の実力馬向きのレースに変わる点でも・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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