【復帰週から2勝と好調】海から競馬場へ直行し、着いたのは「発走30分前」!? ミルコ騎手も仰天のアメリカの“乗り替わり事情”とは

2025年09月03日(水) 18:01

ミルコレビュー

▲復帰週から2勝を挙げたミルコ騎手が驚きのエピソードを公開(撮影:桂伸也)

23日の落馬負傷から復帰したミルコ騎手。先週は2勝を挙げるなど、落馬の影響を一切感じさせないパフォーマンスを見せました。

先々週は自らが乗り替わりとなってしまったミルコ騎手ですが、先週は乗り替わる側になる機会が。そこには、ミルコ騎手もびっくりの日本ではありえない“乗り替わり事情”がありました。そんな驚きのエピソードとともに、ユーザーから寄せられた質問や、相棒・シランケドの新潟記念制覇について話してくれました。

(取材・構成=森カオル)

サンタアニタ開催まではケガの回復期間に

──8月23日には落馬がありましたが、翌週に復帰して28日に4勝目、30日には5勝目をマーク。打撲の影響はなさそうですね。

ミルコ まだちょっと背中が痛くて、マッサージとか鍼とかカイロとかいろいろやっている最中だけど、競馬は大丈夫です。乗っている数は少ないけど、(エージェントの)トニー・マトスのおかげでチャンスのある馬ばかりだから、頑張らなくちゃ。

 昨日(9月1日)はね、7Rと8Rに乗る予定で、7Rが4時半くらいだったから、その前に海に行ってたの。そうしたら突然エージェントから電話があって、「ミルコ、5Rに乗る予定のジョッキーが体調不良で乗れなくなった。あなたが乗ることになったから、すぐに競馬場に行ってください」って言われて。電話があったのが2時半くらいで、5Rは3時35分スタート。ビックリした(笑)。

──1時間前! 間に合ったんですか?

ミルコ 急いでシャワーを浴びて、急いで行ったら、・・・

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ミルコ・デムーロ

1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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