2025年09月07日(日) 18:00
直近でデビューした予想家や、これからデビューを迎える予想家が自身の予想法などを紹介。『ウマい馬券』での活躍が期待されるスター候補に、本人自ら綴っていただきました!
はじめまして。このたび、2025年8月よりnetkeiba公認プロ予想家としてデビューさせていただくことになりました、**nimuge(ニムゲ)**と申します。
「nimuge」氏
現在40歳、横浜出身です。
趣味は旅行で、競馬を絡めた“旅打ち”を楽しんでいます。
中央競馬の10場はすべて現地観戦を達成済みで、次は地方競馬全場制覇を目標にしています。
毎年11月に開催されるJBCも、毎回現地観戦を欠かさないイベントの一つです。
一番好きな競馬場は新潟競馬場。
中でも「千直(1000m直線競走)」の迫力は唯一無二で、初めて見たときの衝撃はいまでも忘れられません。
私が競馬に興味を持ったきっかけは、PlayStation版の名作**『ダービースタリオン』**でした。
その攻略記事を読みたくて購入した雑誌『サラブレ』をきっかけに、次第に実際の競馬にも夢中になっていきました。
特に記憶に残っているのが、1997年デビューの“黄金世代”。
スペシャルウィーク、キングヘイロー、セイウンスカイ、グラスワンダー、エルコンドルパサー……。
今思い返しても、本当に贅沢な時代でした。
その中でも、特に惹かれた存在がサイレンススズカです。
1998年、武豊騎手とのコンビで“逃げ”の戦法を極め、GI宝塚記念を含む6連勝(重賞5連勝)。
中でも毎日王冠で無敗のエルコンドルパサー、復帰したグラスワンダーを寄せつけなかった姿には、心を震わせられました。
そして迎えた天皇賞(秋)での悲劇…。
今でも思い出すと胸が痛みますが、その後エルコンドルパサーやグラスワンダーが国内外で圧倒的な結果を残したことで、サイレンススズカの強さが証明されたと信じています。
私の得意な舞台は、新馬戦・未勝利戦です。
能力差がハッキリと出やすく、馬の素質や成長度を見抜く楽しさが凝縮されていると感じています。
最重視しているのは調教内容です。
タイムだけでなく、折り合いの良し悪し、走っている時間帯、通ったコース取りまで細かく見ています。
気性面に不安のある人気馬は、妙味を探るチャンスと捉えることもあります(もちろん勝たれることもありますが…)。
調教に加えて馬体重の変化も重要です。
負荷のかかった調教をこなして、さらに馬体重が増えていれば、成長分への期待を込めて高評価を与えることが多いです。
馬体が増えない馬は函館などの滞在競馬で馬体増やさないかなと期待しています。
調教の次に見るのはラップ傾向。
馬によって、前傾ラップが得意なのか後傾ラップが合うのかを見極め、レースの展開と合致すれば、評価を上げていきます。
馬券スタイルは、単勝・複勝・馬連・ワイドが中心です。
少頭数での勝負どころでは、3連単を使うこともあります。
基本買い目は少なくなります。
そして、何より大事にしているのが**「レースの復習」**。
特に2場開催のときは、次レースまでの間に映像を見直すようにしています。
砂を被ったときの反応、馬群に入れた時の挙動、直線でどの進路を通っていたかなどを確認しているとジョッキーが考えて乗るジョッキーなのか、感覚で乗るジョッキーなのか感じ取っています。
馬券を買う以上、回収率が最も大切だと考えています。
どうしても“上振れ・下振れ”はつきものですが、長期的な視点で「回収率100%超え」を目指す予想を常に心がけています。
これまで積み重ねてきた観察と考察の力で、皆さまの馬券戦略に少しでも貢献できるよう全力で予想をお届けしてまいります。
(nimuge)
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