【セントライト記念予想】リファールの粘着力が活きるレース 1人気は勝てないが連は死守

2025年09月07日(日) 18:00

過去5年のセントライト記念の連対馬10頭のうち9頭がリファールの血を引く。昨年もリファール5×5のアーバンシックが勝ったし、リファール4×4をもつキタサンブラックの産駒は2頭出走してどちらも連対(ガイアフォース1着、ソールオリエンス2着)。中山芝外2200は後半のロンスパ戦になりやすく、持続力や粘着力が求められるコースだ。キタサンブラック産駒ヤマニンブークリエにとってはひとまず追い風のデータといえるか。1人気馬は過去5年[0-4-0-1]と勝てないが連は死守している。(解説:望田潤)

ピックデムッシュ

 サンソヴールの甥でクールミラボーのイトコ。母サンティールはJRA4勝(芝1800)。母母サンヴィクトワールはエルフィンS勝ち馬。父レイデオロはアドマイヤテラ、サンライズアース、トロヴァトーレなどを輩出。重厚な欧州牝系のレイデオロ産駒で、見るからに無駄肉のないステイヤー体質。前走は東京2400でヤマニンブークリエの2着だったが、距離はもっと延びてもいいぐらい。中山2200は山吹賞勝ちの舞台だが、スピード勝負になるとやや劣勢か。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

ファイアンクランツ

 リレーションシップ(父ルーラーシップ)と7/8同血の弟で、母カラフルブラッサムはJRA3勝(芝1800〜2000)。母母トロピカルブラッサムは・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」https://nas-quillo.hatenablog.com/

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